TOYOTA CELICA(RA20) RAC '77
(HASEGAWA)

製作記Part2へ

2月12日 「今回はグラベル仕様で」

'77RAC2位のミッコラ車を作ります。
SCALA43の1/43を作ったのは、もう4年前の話なのです。
時の経つのは早いものです・・・年取ったんだなぁ。


1/24で、このクルマを作るネタが、いくつかあるのですが
ハセガワのキットは初期型なので'73RAC製作用とし、
RA20は基本はアオシマを使用し、新参者さん(IFV楠木様)に
いただいたデカールとNARTONのTKを使おうと思っていたのですが・・・






ハセガワとアオシマのボディを見比べてみると、結構雰囲気が違います。
アオシマの方が幅広で全体的に大きいです。





横から見ると、アオシマのはウィンドウ部分が小さくて、ドアのラインが
直線的に見えるような気がします。

こうして見ると、アオシマのも悪くないのですが・・・


悩んだ結果、やっぱりハセガワにしました。
ハセガワのほうが顔が実車に似ているような気がして。





ということで、新参者さんに頂いた改造説明書に沿って、製作開始しました。
いろいろと難関があるので果たして5/Mまでに完成するかどうか怪しいですが
間に合うよう努力します。

まずはボディの整形です。
オバフェンつけて、穴埋めて、給油口の穴あけなど。



2月20日 「ボディ整形〜白塗り」

オバフェンは叩き出しによるものなので、キットのオバフェンを取り付け、
継ぎ目や取り付けボルトのモールドを埋めるのですが、なかなか上手く
いかず時間がかかってしまいました。
瞬着パテを使ったら気泡が多くなってしまい、削ると穴ぼこだらけで
それを埋めたり削ったりするのに手間取りました。
継ぎ目のラインも、なんかデコボコしてて・・・
改造は苦手なので難しいです。

フロントは、こんなに叩き出せるかというぐらいの張り出しなのですが・・・
まっ、いいですよね。





今日は休みだったのでサフ吹きました。
(私はGクレのグレーサフです)
サフ吹くと、やっぱり見えなかった新たな穴を発見し、修正しました。
その後ボディ表面を1500番のペーパーで軽く均しました。





そしてベースホワイト吹き。
風が強いので塗料が乗らず、スプレーも、すぐなくなってしまいます。
そんな中で、なるべく梨地にならないよう、近くからドバッと吹いたので
一部タレかけました(汗)。
ホコリも飛んでくるしで、だいたいこんな日に塗装してはダメだと思う
のですが・・・

まあ、なんとか、白くはなりました。
オバフェンのラインも厚吹きのおかげで、なだらかになったような
気がします(汗)。

さて、この後の赤をどうするかが、悩ましいところなのです。。。



2月25日 「赤いライン」

NARTONのTKにもアオシマのキットにも、赤いラインのデカールが
ついているのですが(上がアオシマで下がNARTON)、どちらも色が
明るくて、アオシマのパッケージ写真などと見比べると違和感を
感じてしまいます。

製作開始前からコレを使おうかどうしようかとずっと迷っていた
のですが、やっぱり塗ることにしました。





マスキングしました。
今回、染みこみそうなところにはマスキングゾルを塗ってみました。
このマスキングだけで数時間かかりました(汗)

で、やっぱり忘れてしまったんですよね〜
赤いライン上の丸いデンソーのマークのところを、透け防止で
マスキングするのを。

赤塗った後に気づきました、トホホ。





で、赤を塗ったところ。
実車写真の色のような缶スプレーって、ないんですよね。
モンザレッドを何度か吹いたのですが明るすぎたので、その上から
イタリアンレッドを吹きました。
結果、かなりの厚吹きとなり。。。

マスキングを剥がしてみると、すごい段差+塗りわけラインは
結構ギザギザになっちゃいました。
前回の131と比べると、今回かなりイケてないです。

もう少し乾かして、カリカリ削ってタッチアップしてゴマカします。

そして、次は難関の、赤いラインのフチの黒いデカール貼りです。
果たして、ちゃんと貼れるのだろうか。。。



3月1日 「赤いラインの黒いフチ」

ちゃんと貼れるかどうか、かなり心配だった黒いフチどりのデカール
ですが、貼ってみると結構なんとかなるものです。

ただ、デカールは直線に印刷されている細い黒い線を、貼る場所に
合わせて1本1本、切ってから貼るので、かなり時間はかかりました。

あと心配なのは、これがクリアに耐えれるかどうか。
マークセッター使いながら貼ったので大丈夫とは思うのですが・・・

デカール貼りの難関は超えたので、あとは他のデカールをサッサと
貼っていきます。

マスキング忘れたところの丸いNDデカール、1枚貼ってみましたがそんなにスケスケでもないので大丈夫そうです。

3月3日 「デカール貼り」

基本的に新参者さんのデカールを使っています。
ただ、ゼッケンと天井のLombardステッカーは、以前エスコートで
失敗した時に補修で使ってしまったので、在庫のレベルエスコート
のを使いました。ゼッケンは上半分がレベルのです。
(レベルのエスコートは別仕様にするので大丈夫です)

天井の青十字はアオシマのを使いました。

ボディはひとまず置いておいて、次は内装でしょうか。
フロントのチンスポやリアのナンバープレートは、まだなんですが・・・
相変わらず段取り悪いです。



3月4日 「車高調整」

フロント部。
いつもならロワアーム部品をグイっと曲げて対応するのですが
このキットの部品は硬いし短いしで、曲げれそうにありません。
なので、シャーシのロワアーム取り付け部にプラ板で1mmのゲタを
履かせました。

あと、ショックのアッパーマウント部に1mmのプラパイプを挟んで
車高を上げています。





リア部。
キットのままではリアの車高がかなり低い気がします。
バネをつけるところが四角いので、それに合わせて1mmのプラ板を
2枚挟んで、車高を2mm上げています。






タイヤをつけてボディを被せてみました。

タイヤとホイールはNARTONのを使います。
ホイールはセンター部の形状からしてエッシーのっぽいですね。




3月11日 「下回りから内装へ」

下回りを組み立てました。
マフラーはノーマル仕様のキットから持ってきています。
(今回のベースキットは1972年日本グランプリ仕様)

塗り分けがほとんどなく真っ黒なので楽でいいです。

アンダーガードはNARTONのTKに入っているので
使ってみようかな。





内装に行きます。
まず、作例を参考にシートのヘッドレストを作りました。
作例ではストラトスのシートを使っているのですが、私はキットのを
使いました。ベルトを通す穴が大きすぎました。

NARTONのTKにシートも入っているのですが幅狭だしヘッドレストも
形が違うので使いませんでした。





並行してボディにクリアかけていってます。
心配だった黒いフチドリですが、一部危ないところもありましたが
今のところ大丈夫そうです。

後で消えましたが、天井のアオシマの青十字がクリアを吸い込むのか、
小さなシワがたくさん出ました。アオシマのデカールはクリアに弱いと
聞きますが、やはり気をつけたほうがいいようですね。

あと2〜3回タップリ吹けば大丈夫かな。。。というところです。



3月13日 「内装の続き」

ロールバーを作りました。
センターの部分はキットについているので、前後の部分を自作します。
後ろは、すんなりできたのですが前の部分がなかなかうまくいかず
何度も作り直しました。
省略してピラーのところにプラ棒を貼り付けでもいいのですが
作例の通りにしました。

今回初めてフレックスロッドを使いましたがタミヤの曲がるプラ棒より
加工しやすくていいですね。

ダッシュボードはノーマル仕様のキットより。
'73RAC作ることを考えるとコピーしたほうがいいのかな?
と思ったけどマフラーはそのまま使ってしまったし。





シートを取り付けました。
青いベルトはモデラーズ。いつも赤ばかり使って青と黒が残るので
青が使えてウレシイ。
ベルトのロゴはSCALA43のがBritaxだったのでストラトスの余りを使用。

ヘルツ(orハーツ)さんのシートは作例を参考に後ろにずらしました。
ミッコラさんのシートには模様がついてて新参者さんのデカールを貼る
のですが、その上からベルトを貼るとデカールが剥がれるので
ベルトの部分を切り取ったりして手間がかかりました。

見えませんがセンタートンネルの後ろの消火器はNARTONのTKに
ついてたのを使ってます。





今日は休みだったのでクリアコートの続きをやりました。
とりあえず、吹き重ねはこれで終了です。
しばらく放置して磨いてみます。



3月16日 「内装完成へ」

ダッシュボードのラリコン部。
NARTONのTKに部品があるのですが新参者さんのデカールと
合わないので、台座を作りました。





デカールを貼って、ダッシュボード完成。
トリップメーターはハルダのツインマスターです。
このデカール、よくできてますよ。。。





ホイールの取り付け穴が大きいのでシャーシ側にプラ板の細切りを
テキトウに貼り付けました。
すると3輪接地になったりして、いいように調整するのに手間取りました。





で、内装完成。

ボディ被せ時にロールバーが干渉しないか心配です。
フロントウィンドウあたりが・・・





ボディ被せてみました。
ウィンドウがついていない状態なら大丈夫でした。
(つけて確認しろよと言われそうですが)

ボディはもう少し乾燥させたいので、次は外装パーツの作成
でしょうか。これが結構大変そうなんですよね・・・



3月21日 「外装パーツ」

フロントのスポイラーですがキットのは少し小さいように見えるので
作例のようにボリュームアップしました。

キットの部品の上にプラ板を貼りつけ、裏側をパテで埋めました。





フロントのフォグランプはNARTONのTKについています。
が、取り付け方が実車と違うようです。
実車は、フロントバンパーに、めり込んでいる感じです。





画像下側:バンパーに、めり込ませようと思って切り欠きを入れて
みたのですがイマイチだったので、パテで埋め戻しました。
フォグランプの後ろを少し削って、バンパーにめり込むようにしました。


画像上側:リアに付くランプはTKに入っていないので、ストラトスの
余りのライト部品のレンズ部にパテを盛って、カバーがついている
ようにしました。(真ん中に写ってるモノ)





ボディはクリアを削りました。
今のところカドは出ていません。
曲線美ボディなのでペーパーがけしやすかったようです。

これからコンパウンドで磨きます。




戻る 製作記Part2へ
inserted by FC2 system